まさに暴動のライブだった。

総動員実に25,000人。 朝のニュ-スでも放送されたそうで、すげええとこにいたんだなああと、 見事に出来上がった筋肉痛をこらえてレポ

14:30 国立代々木競技場オリンピックプラザ。

見事に長蛇の列が出来上がっていた。ほんの数時間の間にかなりの人数が集合したことになる。 このあと、まだ開始まで3時間はあるっていうのに、全員みられるのか?というぐらいの人。人。人。

去年のAIR JAM＠千葉マリンスタジアムみたいだった 。どんどん会場から離れなくてはいけなかった列の最後尾についた記憶。

雨は強く降ったり弱く降ったり。一向にやむ気配はなく、雲も嫌なほど分厚い。ひたすら待つことしかできなくて、辛かった。 持っていたタオルもライブが終わった後みたいだし、指もふやけてきた。キュウのドラムのリハが聞こえてきた。 でも、あっというまに終わってしまって、ギタ-もベ-スの音は聞こえなかった。

だらだらと前に進み、やっとのことで、入場が開始されて、見えきました。RIOTの核。 いよいよやってきました。RIOT会場。めっちゃだだっ広い。ステ-ジが小さく見える。 途中でモッシュピット(ステ-ジ近くの立ち見位置)にはいるためのスタンプを押してもらっていざ!!前列。

今回も手作りRIOT　Tシャツ!白地に黒の柄でRIOTのステッカ-のデザイン。 ちなみにスタッフと同じになってもうた。SUTAFFってロゴがないだけ。 たまにスタッフこっちみてたもんなあ〜「なんでこいつならんでるんだ??」って顔したし(笑) 本日はアベ側にて待機。

天気はやっぱりよくならない。不安定な天気がつづく。 そのため、マイクスタンドもビニ-ルがかかっているし、 キュウのドラムにいたっては、黒いビニ-ル(または布)がかぶっていて、さらに簡易テント (よく小学校の運動会でPTAとか校長が座ってる場所にあるテント)で屋根をつくっていた。 まわりをビニ -ルでおおっていいる。このなかに入ってドラムのリハは行なわれていた様子。

ステ-ジ周辺は鉄パイプが頑丈に雁字搦めに組まれ、ライトがかなりの数で取り付けられていた、すべて黒の巨大なやぐら。 グレ-の空をバックにくっきりと映える。

ステ-ジセンタ-奥には黒布に白文字のTMGE YOYOGI RIOT 2001523の文字がプリントされていていた物凄くでかい幕があった。 「威風堂々」が流れていた。ミッシェルにこの曲って!!とおもった。 勇者をたたえる勇ましきオ-ケストラの唄。代々木に響いた。

ステ-ジにスタッフが2名立つ。そして遠くから人を呼ぶように手を振っていた。 え??なに??そうおもったときは遅かった。。この合図でいよいよメンバ-がきて、 始まるのかと勘違いした客がどおおおおおおおと、押し寄せていきなり押し寿司。

おいおい!!プロレス入場か??ってバカなこと考えたけど車でメンバ-がこっちにむかっていただけらしい。 開始予定の17:30が経過。しかしライブは始まらない。一旦ゆるんだ雨もまた不降り出した。 でもドラムもスタ-トできる状態だし、中止になる仕草もないので、ただ待つしかなかった。

一気に殺気すら感じる轟きと悲鳴、そして人の異常な程の波。 あっというまに内蔵が押しつぶされ、左右に人がどんどん動く。足は地につかない。人の足の上に人の足状態。 いつもの興奮と違っていたのは間違いなかった。

あまりの迫力と、気が付いたら演奏。

サンダ-バ-ドヒルズ(新曲)

ただ覚えているのはアベの客を挑発してた顔とギタ-を片手でぐわっともちあげたこと。 そして、チバの言葉だった、「ハロ-ベイビ-、お前を愛してる」

うおおおおおおお。

猛獣とかしたモッシュピットはありったけの気持ちを声にする。でてきた爆音にながれて、暴れて窒息しそうになっていた。ばああとどこかで光るライトが時々目にはいって、雨の中演奏しているメンバ-の顔が横切った。あまりにも人が流れすぎた、かなり危険な状態にいたった。

今日発売のロデオタンデムビ-トスペクタ-の収録のセットリストだった。

2曲目あたりで一時中断。ウエノサイド(チバより)で怪我人発生。救出のため暫く中断。

多分女の子。ぎゃああああ!!!!って物凄い悔しそうに叫んでた。悲鳴にも近い。 胸がいたかった。始まっていきなりのリタイヤ。。。

スタッフが注意のコメント。

そしてチバのコメント「〜〜助けてやってくれ」強く、そして絶対守れ!!と訴えるようにも聞こえた。 トラブルでライブが中断するのが、一番ア-ティストにとってはショックだもんなあ。。

アルバムの1曲目か2曲目がおわって、 また次第にライブの調子があがってきたときに、無数のステ-ジからまばゆい黄色のライトがとんできた。

ぶあああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああ あああああああああああ あああ ああ あ あああああああああああああ ああ

ってかんじ。

本当に熱すら感じる光りだった。

アベのギタ-が、がなった瞬間客が叫び出した。 そして風に流された雨の向こうで始まったのは「暴かれた世界」 雨がいやおうなしに降ってくる。でもかまわずに踊り狂う。ひたすらに。

本編最後の「赤毛のケリ－」まではほとんど記憶ないです。 途中でキュウちゃんがみんなに御挨拶したきがするけど。。 一心不乱に聞いて、踊っていました。

爆音と狂乱の渦のなかに湯気があふれて、ライトがつきぬけて、気持ちが良かった。

「赤毛のケリ－」で印象に残っているのはバックのRIOTの文字が真っ赤になっていたのに対して、 両サイドのライトがばちばちの補色である緑であったこと。

プロモでも映えていた海のなかにあった色の赤を思いだした。 びしょ濡れのメンバ-がライトにあたって、黒い陰影をはっきりと映えて、立っている。 ロフトでもみたけど、印象がこんなにも変わるとはおもわなかった。 ロフトのときは音も風で逃げることはなかったので、がつがつと全身に聞こえてきたけど、今回は強いけど、突抜け方が違う。 切ない。。動けない。世界に引きずり込まれていた。

アルバム全体が1つのコンセプトで成り立っている様な気がしていたので、たっぷりとロデオ〜の印象を感じ取れた気がした。 とっても乗れるけど、とっても聞ける曲。 そして魂で歌える曲がそろっているんじゃないかとおもった。 ツア-はただならぬ、素晴らしいものになるとおもった。

と、いったかんじで本編は終了。

アンコ-ルがありまして。。。

おしゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

一気に会場は火がつきた。 会場がゆれた。 声で。とどろきで。 あっというまにいつものミッシェルのツア-のような興奮がやってきた!!!!

「ジェニ－------------------------------- ------------------------------------ -----------------------!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うやあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

このとき、雨が快感に感じた。最高のシチュエ-ションでもあるんじゃないかっておもったぐらい。 最後の最後に砕け散る。クラウド・サ-フの嵐。

自分もおもわす飛んでみた。 しかし前列人でごったがえしてたけど、隙間がおおくて、どかんと落ちた。

何度もOiコ-ルはしたけど、復活ならず。

最後に「有難う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と、あちこちで叫び声が聞こえる。

バックにはビ-ト・スペクタ-・ガルシアが流れていたそうな。

帰り際にズルして柵を乗り越えて出たとき、 そこにあった生け垣の木にドゲがついていたのをしらず、思いっきり握っていたら、、、 切り傷が出来た。とっても痛かった。 血がでた、Tシャツは血まみれ。こわ。。

このあと、千代田線「代々木公園」駅まで歩いて、ロッカ-から荷物を出して着替えた。

途中でステ-ジの裏側を見ることができたのでちょっと見ていました。 幾つかプレハブが建ってて、しっかりと組んでいました。かなり土台はごつい。 かなりの準備と万全の体制がしかれていたことを確認しました。

テレビ東京で、このイベントに関しての番組(5分ぐらいの)を放送していた。STAY GOLDという番組。 メンバ-が会場になるであろう場所を後ろにしてインタビュ-をしていた。シ-クレットライブのはずなんだけど、おもいっきり場所がばれているという状態。22日夜には、ファンサイトの私ですら23日ぴったりに、場所を告知するペ-ジの準備ができていたというほど。